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神戸へ行って来た。

大学院時代、つまりイギリス時代からお世話になっている同業の大先輩、私にとってはメンターのような存在の方が、面白そうな会合に招かれていることを知り「面白そうですね〜」と反応したら、そこから「では、来ませんか?」から始まってしまった。

神戸(汗)

うーん、っと...。うん、いや、フィリピンよりは、近いよな。

海外の移動は慣れているのだが、なぜか国内移動に慣れていない私(汗)
海外への移動は割と即決できるのだが、なぜか国内移動になると躊躇する私(汗)
言葉通じるのに...って問題はそこじゃない(汗)

人見知り根性丸出しです。誰に言っても信じてもらえんがな。
言葉が通じるからこそひとつひとつの言葉を大事にするとコミュニケーションがえらいことになる。それが原因で隠れ人見知りです。しかも、とある大学院でやっている集中講義にも来いとのこと。
この方は、ある意味非常に温かいが、さめた部分も併せ持つ非常にユニークな方。即断即決、行動力の塊のような方であることは間違いない。非常に「引っ張る」強さを持っていらっしゃる方だが、人を見る。私の場合、正面対決していただけるのは非常に面白いと想えるタイプなので、私が自分のロジックが通らなくても割と凹まない希有な相手。

私が昨年倒れて緊急帰国する前、様子を察知して何とかならないか、気にかけて下さった方でもある。そして帰国後、起き上がれるようになって、家族以外で初めて「会いたい」と近場まで訪ねて下さった方だ。過労でぼろぼろになっていた私を見ても、心身共に持ち直すのを、ただ黙って信じて待っていてくださった。今回、その時のことをちょっと話す機会があった時、「酷くありませんでした?」と聞くと、きわめてクールに「いや、芯はそのままでしたよ。どうなっていようと、あなたはあなたです。僕はそこを見間違いませんから。」泣くかと思った。

ちょっと前にごたごたと身内であったため、取り敢えず直前まで保留、と言うことにさせてもらった。が、前日そのごたごたにもようやく一段落がつき、ものは試し、と一念発起。

朝から東京駅に向かう電車が止まるわなんだわで、午後1番で着くかどうか、と言う状況の中出かけた。なぜかバティックのワンピースと言う、意味不明な格好で(笑)

向かいながら一番苦手な産業経済の本をフォトリする。...活性化は後回し。

講義棟へ向かい、エレベーターが来るのを待っていた。開くと...中からSave the Children Japan時代の同僚(というのか?)が出て来た(笑)かれこれ数年ぶりにワシントンで再会して以来、その数年後にようやく比較教育学会で再会、そしてなぜまたここで、と、笑うしか無いタイミングで再会。ひとしきりそこでしゃべっていると、メンター、I氏の姿が。なんと、2人とも互いがこの大学に在籍していることを知らなかったと言う(笑)世界は狭いようで視野が狭いだけなのかもしれないと、自分も振り返って想う。

そして、聴講する講義へ。と、そこでいきなり恒例の1分間自己紹介を振られる(笑)来るかとは想ったが来たか。と、30秒超かな、と思われるタイミングで。後で聞いたら47秒だったそうだ(笑)

スライドはやはりいつもの通りだが、いつも手が加えられているのをこの数年感じる。聞きながら、自分の頭の中がようやくこの業界のモードにシフトされていることを思い知る。ああ、やっぱりホレブの山を下りる時期だったんだなと、軽く苦笑しながら自分を振り返る。氏のスライドはFriday Worldの頃から核は変わらないが、手が加わりより丁寧になっている。ということは、そうする必要があると言うことか?日本の大学院の教育はどうなってるんだ?と思う。2年あるのに、実践に近いことはされないのか。イギリスはTheoreticalな側面を大事にする反面、実践は、「すでに経験がある」ことが前提なため、Methodologyはそこまで掘り下げられないが、その重要性については嫌というほど指導教官から突っ込まれる。従って、やっていない所謂新卒の学生や、研究経験のない学生は必死になって学ぶしか無い。その中、Pat Pridmoreは参加型アプローチのプロジェクトについて非常に実践的な講義だった。お陰で、という言い方もおかしいかもしれないが、PDMを見ても全然戸惑わなかったし、PCMなんて、割と普通に取り込んだ。このままでは、結局、比較教育学会で感じたことがそのままだ。アカデミアと現場のギャップはますます広がる。

これを「どうしたら解決できるのか」を考えられる専門家が減り、
コンサルは「コンサルティング」ができないロジ屋が増えて行く。

これは、泉ちゃんとも危惧していること。私は現場に身を置き、彼女はアカデミアにいる。そのうち、じっくり話し合いたい内容だ。本当の意味で言うなら、ここに産学連携が必要だ。と声を大にして言いたい。

各Working Groupを回った。アフガンのCorruption/ベトナムのHigher Education/スリランカのIndustrious Dev't.。各々テーマは、軽く実務家から見れば突っ込みどころ満載だ。アフガンのCorruptionについては、イスラエルをやるには日本人は宗教的バックグラウンドの「理解」が足りないので、アフガンで正解だろうが、Corruptionを正確に定義できていない。何を持ってCorruptionというのか。そこの定義が出来ない限り、プロジェクトなんてできやしない。ベトナムのHEは、なんで「ベトナムだったのか」が希薄だった。正直ラオスでやってほしかったな。難しいと思うけれど。本来の意味での社会主義の中での教育という意味を考えると。ま、資料は少ない。だからこそ独創性が試されるのだが。スリランカ組は、見ていていわゆる、Project Purposeから、Objectives, Outputsに降りて来る時点で、Instrumentsの捉え方にずれが見られたが(敢えて指摘せず)。流れとして捉えられていることは間違いない。Goalが大風呂敷で面白かった。Objectivesをどれだけ絞れたかが鍵になるな、と見る。

日本人の大学院生たちは、いわゆる業界の「用語」が出てくることが多い。それの「このContextの定義」を十分決めていられない、描けていない部分で。研究方面の思考なんだな。実践になると、何がリスクか、それを回避するにはどうするか、問題点は何か、それをクリアするにはどうするか。もっとDown to the Earthなことを求められて行く。今すぐに身につけろ、とは言えないがこのコースで少しなりとも考えられる切っ掛けとなったらと思う。

正直、UN系のインターン、しかもいわゆる現地事務所ではないHQや、いわゆるRegional Officeに当たるところでの業務は現場に出さないし、数字をいじらせる仕事が多い。それよりももっとプロジェクトの現地に入ること、かなりな頻度で行くこと、それをしないと実践が出来るようになって行かない。この子たちが卒業後どういう道に進むつもりなのか。それも凄く気になるところだった。

国際協力、という言い方も色々賛否両論だ。「共存」という言い方が強者にしかできない言い方であるのと同様「協力」についても「支援」を都合良く言い換えているだけだろう、という問いは常に頭を離れない。Development、は「開発」ではない。内的発展を包含するものだ。そこにどれだけの子たちが気付いているか。たかだか30そこそこの自分たち(現場に入る時)が、人生の大先輩方に、ただ「日本人」なだけで頭を下げられるその「責任」を受け取っているか。想像できるだろうか。そこで「専門家でござい」という奢った考えで現地に入るようではこの業界に居る資格は無い。それが私の持論だ。

答えは飽くまで彼等の中にある。問題意識も彼等の中にある。コンサルティングとは、そこを具体的にし、彼等の感じる限界を自分の持つものでぶち破る手掛かりを与えることができる「可能性」を持って行うもの。そして彼等の行きたい方向を共に「同胞として」、同時にある距離を持って模索し、彼等が続けて行くことの出来る形で実現して行くことだ。だから専門知識としての「理論」と、現実を見つめ、そこを捉える「現場の勘」を磨いて行く必要があり、さらに「柔軟性」が求められて行く。

インテンシブな4時間...だったが、自分の中で色々なことがきちんと回り始めていることを確認できた日でもあった。体力が戻って、無理に眠らせて来た部分が熟成すれば、戻れる自信も出た。ま、後は身体だわな。今回は泊まることを断念した。翌日は倒れることが容易に想像ついたので。案の定翌日はぐったりだった。

そして。

神戸。あの日のことを忘れることは無いだろう。あの日の母の背中も。
帰宅しながら、一通のメールを、岩手へ向けて打った。

忘れまい。
あの活気を。

さて、そろそろ産業経済を、考えましょう。
フォトリの活性化も、した方が良さそうだな。
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  1. 2012/08/06(月) 22:07:27|
  2. 日々の徒然|
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