最高裁が判決を棄却し、高裁に差し戻した。
いつだったか、もう忘れたけれども、大分昔。事件のことを何も知らなかった私が手に取った1冊の本。
この本の強烈さは今でも忘れられない。
思うことはたくさんあるけれども、本村氏の無念はなにをどうやっても拭えはしないのだろうと思う。二人の軌跡と、弥生さんの愛情。色々いわれていることは知っているけれど、彼女は本当に一生懸命彼に正直に、コミュニケーションを取り、そして本村氏はそれを一生懸命に愛し、受け入れてきたのだろうと思うから。
あまり身体の大きくない弥生さんが、赤ちゃんの夕夏ちゃんを抱っこした写真がとても「お母さん」然としていたのを、今でも思い出す。
あまりに辛くて、辛くて、最後その本は引越しの際に売ってしまったけれど、あの衝撃は忘れられない。
「殺すなかれ」。現在被告はキリスト者として、洗礼を受けたという。その被告が「罪は重いが、生きたい」と言っているという。私はこれに対して、どうコメントもできないし、する立場にもない。
けれど思うのは、
死に直面する恐怖を味わって初めて、己が成したことを知るのだという本村氏の言葉をかみ締めて欲しいと思う。これに関しては私もとても思い当たることがある。
当事者ではないから「こうしろ」ということは言えない。けれど、自分がしたことの重さは、知っても知っても、知り尽くせないと、知って欲しい。
表に書くのが(苦笑)憚れたので。
本村氏の言葉を受けて、思い出すのが9.11と7.7の時の悲しみと、恐怖、そしてそれらの事件を結局対岸の火事としか受け取ることが出来なかった、人たちへの、嘆き。
日本にいた2年間の間であった会話の中に、あっさりと
「対岸の火事ってかさ、ほら、経験してないからさ、分かんないよ」
と言い捨てた当時私のイチバン側にいた「はず」の人。7.7直後の日本滞在中に、どれだけ悲しかったか、辛かったか、感情があふれても「あ、っそう」ですませた私の近くにいる「はず」の人。
イヴァートの悲鳴、フラットの団結と彼女へのサポート。
一変してしまった学生寮。
訳もなく睨み合う学生たち。
そしてそれが、3年後ロンドンで、今度は本当におきて。
黙々とトッテナムから帰る人々。
慌ててモバイルのクレジットを買いにいく私を
玄関まで見送ってくれたRekhaの顔
たった5分のRussell Sq.古巣のKing's +
寮の本館があるTavistock Sq.
家の周辺に張られるテープ、白いパーテーション
尋ね人のフライヤー。
爆心にイチバン近かったために、
私に連絡が最後まで取れずに心配してくれた友人たち
パーテーションの内側の、死の空気。
ロンドンをあの時離れなければいけなかった悲しみ。
もうすぐ1年になる。
- 2006/06/21(水) 01:07:33|
- Therese-in a prayer|
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言い捨てた といわれると立つ瀬も無いんだが。
そう聞こえたのならそうなんだろう。
別にとやかくいわんよ。
私にはアフリカの子供の教育方法の是非の重要性はやはり理解できん。崇高過ぎて、非現実的で。
- 2006/06/21(水) 19:27:00 |
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- てつ #-
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誤解させてしまったのかしら。ごめん、曖昧な書き方で。
あなたじゃないつもりなんだけれど…。というかあなたにそういうことを言われた記憶はないよ。言われたのだとしても、私は覚えてない。から、あなたがそう言うつもりじゃなくて、もしそうしたことを言ったのだとしたら、あなたが「言い捨てたつもりじゃない」ことも、意図したことも、伝わっていたのだと思います。…忘れていちゃどうしようもないけれど。でも、少なくともあなたにこのことを話してショックを受けたとか、言い争いになった記憶はない。
(言い争い(つか私が勝手に怒る?)が多すぎて忘れている、といううわさもあり?)
それに、あなたは不用意にそういうことを言う人ではないと思う。痛い、とか、辛い、とか、人のそういうことを理解しない人ではないでしょう。
不愉快な思いをさせてしまったかしら。ごめんね。
- 2006/06/21(水) 20:12:55 |
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- Mayte #-
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デビー・モリスの「サヴァイヴァー」って読んだ?
映画「デッド・マン・ウォーキング」で死刑になる人いるでしょ?あの人の被害者の1人で、生きて帰ってこられた人が書いた本。ぜひご一読ください:
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4314008598/250-6801330-1433059?v=glance&n=465392
- 2006/06/22(木) 20:59:09 |
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- moiuco #-
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光市母子殺害事件光市母子殺害事件(ひかりしぼしさつがいじけん)は、1999年4月14日に山口県光市で、女性(当時23歳)とその娘(生後11カ月)が、当時18歳の少年に殺害された事件である。凄惨かつ残虐な事件であると共に、加害者が少年法51条1項の規定に
- 2007/06/29(金) 09:11:26 |
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